「ホスピタリティ」とは、一般的に『おもてなし』や『思いやり』、『歓待精神』と言われていることが多いようです。これらの表現は決して間違いではなく、正しいことなのですが、ホスピタリティを一言で表すことは非常に難しいと私は考えています。

ホスピタリティの起源はキリスト教新約聖書のマタイ福音書に記されている「隣人愛(隣人を自分のように愛せよ)」からであるとされています。“隣人”とは隣り近所を指すだけのものではなく、隣町や隣りの市、しいては隣りの国の人々を指しています。よってお客様に対する思いやりをこめた対応だけではなく、同じ職場で働く人たちや生活する地域の人を中心に少しでも関わりができた方に対して思いやりあふれるおもてなしの心、すなわちホスピタリティの心をもって生きていくことが大切なのではないでしょうか。したがって、個々人または組織・集団のそれぞれが、日々の生活や仕事をする場面においてホスピタリティを生かすためにはどのようにすべきかを考えることは大変重要であり、私はホスピタリティに関する研究を独自に進めつつ、ホスピタリティ精神を持って日々行動しています。

以上のようなことから、私なりにホスピタリティについて簡潔に述べさせていただくとしたら、 「ホスピタリティとは、『思いやり』や『もてなす心』、『気づき』などの精神を基本として、相互に適合しあいより良い関係性を構築して高付加価値を創造することで、喜びと感動を実現させる人類や社会全体に醸成されるべき普遍的な行動哲学である。」と考えます。このホスピタリティが職場や家庭などに醸成されたら、きっと職場や家庭の環境がより良く変化していき、そのことが家族の幸福や企業の発展に必ずや寄与することでしょう。

いかがでしょうか。 皆様も「ホスピタリティ」についてもっともっと知ってみたくなったはずではないではないですか?